小説家になろうから~クール・エールという作品について~
みなさんこんにちは。おいなりです。
以前の記事で、家で快適に過ごすために小説家になろうというサイトを紹介しました。
無料で40万以上の作品がみれるというメリットがあるので、きっと自分好みのお気に入りもみつけられると思います。
しかし、今日はその中でも僕が好きになってお薦めしたい作品があるのでご紹介します。
砂押 司作『クール・エール』冷たくもあたたかい物語
異世界に生贄として召喚された主人公。
彼はそこで、10年前に行方不明になっていた妹の末路を知る。
明かされた悲劇への代償として託された「水を支配する力」は彼に、そしてこの世界に何をもたらすのか。
これは善でも悪でもない、冷たくもあたたかい物語。
ひとりの青年の壮絶な復讐劇
青年は理不尽な願いと暴力を受けて、その代償に得た大きな力で復讐を果たしていきます。
描写がかなりえぐいシーンがあったり、主人公の行動にそこまでやるかみたいな疑問もあったりしました。
けれど、それがかえって話に現実味をもたせていて、嘘や偽りのない事実を淡々と告げられているような不思議な気持ちになりました。
自分の善が他人にとっては悪となり、物事には必ず他の面が存在する。
青年の生き方を肯定もできないし、否定もできない。
空想の世界ではあるけれど、わたしたち現実の世界と変わらない残酷さがこの物語にはあって、ありのまま描かれているからこそリアルを感じ共感するのだとおもいます。
物語の先にみえるもの
ちょっとシリアスな感じになってしまいましたが、作品を通していろいろ考える機会をもてまして、深いところまでのめり込めました。
青年の復讐は始まりです。
これより先に多くの人と出会い、彼がみつけた答えを是非みなさんも見届けてほしいです。
以下にWEBのリンク先等を貼りましたので、ご参照下さい。
それでは、また宜しくお願いします👋
☆小説家になろう 砂押 司作 クール・エール
(https://ncode.syosetu.com/n5614bs/)